視覚の魔術師 謳歌Oukaさんの、【自分の見せ方がわからなくて損をしている人への処方箋】
天才パフォーマーの謳歌Ouka さんと、当院の森医師が対談しました!
■ジャグリングに出会うきっかけ
森:よろしくお願いします!
イリュージョンの動画拝見しております、CGじゃないかと思うくらいすごいです…!
謳歌さん(以下、謳):観ていただいてありがとうございます!
森:謳歌さんはずっとマジックやジャグリングをされているんでしょうか。
謳:そうですね。
小中学生くらいの頃に、バンダイのハイパーヨーヨーが大流行したんですよ。
一番最初がそれで、ハイパーヨーヨーだけでなく、技を習得していくタイプのおもちゃ、けん玉のようなタイプのおもちゃって他にも色々なラインナップがありまして。
とにかく、「自分の技術を習得していく」ということにとてつもない喜びを感じました…!
道具を操るところに楽しみを見出したんです。
森:受け身の遊びじゃなくて、自分の技をみがく楽しさにのめり込んだんですね!
謳:そうなんです!
調べて行くうちにジャグリングに行き着きました。
技を覚えて、出来ることがどんどん増えて行くのが面白かったですね。
森:なるほど、それでプロにまでなられて、動画配信なんかも同時に始めていたんでしょうか?
謳:TikTokを始めたのは、2019年からですね。
もともとは注力していなかったんですが、2020年頃コロナで仕事の仕方がだいぶ変わったんです。
森:あぁ…たしかにコロナでステージ系は厳しくなりましたよね。
謳:実は、豪華客船ダイヤモンドプリンセス号で働いていたんです。
森:コロナが日本で最初に確認された、ダイヤモンドプリンセス号ですか!
街が丸ごと入ったみたいな豪華客船でパフォーマンスをされていたんですね!
謳:そうですね。
ダイヤモンドプリンセス号では、ステージで日替わりでアトラクションがありまして、そこでイリュージョンのステージをしていました。
ところがコロナが発生して…
「長引くだろうな」と予想したんです。これは動画だなと思いました。
森:予測的中ですね!
私、当時は「すぐにおさまるだろうな」と思ってしまっていました…。
謳:本格的に、毎日動画をアップするようになったのはコロナのタイミングからですね。
TikTokやYouTubeなど、ショート動画に特に力を入れました。
みなさんのおかげで、TikTokでフォロワー69万人、YouTubeでチャンネル登録者数12万人までのびました。
森:すごいです…!!
謳:SNSをのばしたい方や企業の方からも相談を受けるようになりましたね。
ノウハウを知ってるのは、業者さんよりも、やはり実際に投稿している人ですから。
「SNSのプロデュースお願いします」というお声がけをいただく機会があまりに多くなったので、最近はそういったサービスも行うようになりました。
森:イリュージョンに限らず、色々なジャンルに応用が効くんですね。
ノウハウ、ぜひ知りたいです!
SNSで動画を観てもらうコツってあるんですか?
みんなが何を求めて動画を観るのか、どんな動画がバズるのかわからなくて…。
謳:「何を求めて動画を観るのか」という考え方が、そもそも、平成…いえ、昭和の発想なんです。
森:的確な微調整をしないでください!
◾️令和のSNS
謳: 「インターネットで検索して情報を得る」という発想が、昔の感覚なんです。
森:?!?!
謳:「スキンケア」と検索して視聴者が「これを観たい」と言って再生するというのが、この発想ですよね。
森:違うんですか?!
謳:最近の多くの人のSNSの使い方は違うんです。
検索しなくてもその人の興味ある話題がタイムラインに出てくるので、それを観るんですよ。
たとえば、TikTokはアプリが立ち上げた瞬間から勝手に動画が流れます。気に入らなかったら次にうつる、気に入ったら観続ける、という形です。
森:あ、だから私、TikTokがよくわからなくて…。
謳:「SNSに疎い方」の発想はそうですよね。
「知りたいことは検索するよ」、という…言わば、「食べたいものを注文する」スタイルです。
でも、TikTokなどのSNSは違うんです。
「最初に強制的にたこ焼きを口に入れる」→「気に入ったらそのまま食べる」or「気に入らなければ他の動画にうつる」というスタイルなんです。
「何かを求めて観る」んじゃないんです。
森:な…!
そんなレストラン成立するんですか…!
謳:少なくとも動画の世界では、そのスタイルを好む人が多くなっているということですね。
なぜ今、「ショート動画が最強」と言われているかというと…
これまでは「検索されない限り」、「フォローされない限り」見られることはありませんでした。
森:はい!検索されやすいワードを入れたりしてサイトを作るのが見てもらうためには必須と習いました…!習ってはないですけど。
謳:ですよね。
最近のSNSでは違うんです。
「おすすめ」という概念で勝手に再生され出てくるんですよ。
これまでは、登山に興味がない人に登山の情報が届くということはなかったんですよね。
たとえば、コロナの流行り始め、「三密」という単語を定着させるために東京都が動画だしました。
YouTubeとTikTokに出したんですが…
森:二つに出す意味というか、違いがあるんですか?
観ている層が違うから??
謳:全く違います。
YouTubeでは、東京都の公式チャンネルをフォローしている人や、「三密」という単語を知っている人が「三密」の動画を観るんです。すでに知っている人、関心が高い人が観ても、あまり意味はないですよね。
TikTokでは、「三密」を知らない人に観てもらえます。そして、YouTubeの17倍再生数高かったんです。
つまり、新しい概念を知ってもらうには、質、量ともにTikTokの方が意味があったということです。
森:たしかに!知らない人にも届く、というのは大きなメリットですね。
謳:TikTokは、投稿するとまず200人くらいに必ず再生されます。
そして、いいスコアが出るとスコアが良かった動画が上のランクになるため、もっと多くの人に観てもらえます。
これまでのSNSでは、運営が判断して拡散されていたのが、TikTokでは視聴者に判断されて拡散されることになったんです。
◾️観てもらえる動画とは?!
森:なるほど…!
「視聴者に観てもらえる動画」ってどんなものなんでしょう??
謳:一言では難しいですね…
二言でいうと、時間と反応です。
森:あ、二言では表せるんですね!
謳:長く観てもらえた、リアクションがとられた、この二点です。
たとえば…
(謳歌さん、おもむろに机にペンを置いて、ゆっくりとペンに手を伸ばす)
森:(なんだろう?)
謳:いま、この手を見てしまいましたよね?
森:はい!何か起こるんだろう…?!と思って!
謳:これって、動画にしたとしたら、「何もしてない動画」なんですよ。
でも、観る方は、「なんだろう…?何が起きるんだろう?」と思ってじっと観てしまう。
森:なるほど…!
「何を動画にするか」ばかりで、
「観る人がどう思うか」という視点が意外と欠けていることに気付きました…。
■見せ方のコツ「年齢で複数アカウントを持つ」!
森:謳歌さんは舞台やメディア出演で人前に出ることが多いと思いますが、人前での見せ方、見られ方で心掛けていることはありますでしょうか。
謳:ステージに立つので、やはり見た目は大事ですね。
森:そうですよね、身だしなみには気を配られていますか。
謳:ヒゲ脱毛、眉のアートメイク、ヘアケアなど色々とケアをしていますね。
中でも、人生で一番やってよかったことはヒゲ脱毛です。
森:人生で一番!
謳:誇張無しで、すべての男性は20代…若いうちにやっておいた方がいいと思ってます。
毎朝剃る必要がないというのはすごく快適です。
レーザーをあてるのは肌に負担という人もいますけど、剃る回数が減るので肌への負担が減りましたし。
森:もともと濃かったんでしょうか?
謳:濃いヒゲがびっしりでしたね…泥棒ひげみたいな感じでした。
ワイルドでムキムキなタイプであればそれも似合ったかもしれないですが、そーゆータイプじゃないのでコンプレックスでしたね。
森:ヒゲがコンプレックスだったんですね。
そうおっしゃる方、結構多いです。
謳:父がヒゲが濃かったので、「抱っこされるとヒゲがあたって痛いなー、ヒゲって痛いな」と、ヒゲに対してはイヤなイメージがあったんですよね。
自分が成長するにつれてヒゲが濃くなるのが嫌でした。
嫌で嫌で仕方なかったので、20代でヒゲ脱毛をして、コンプレックスがなくなりました。
昔なら遺伝子に勝てなかったんでしょうけれど、今は脱毛機という文明の利器があってよかったです。
効果も半永久的ですし、若いうちにやっておくといいと思います。
森:たしかに、迷っているなら早い方がいいですよね。
謳:ヒゲ脱毛が自由診療扱いされているのが解せないです。
政府が七割負担してもいいんじゃないかと思うくらいです。
森:
たしかに!全国民の時間が毎朝の髭剃りに奪われているわけですものね。
謳:それです!
真面目に生産性も違ってくると思うんですよね。
そうそう、髭剃りの手間やかける時間が無くなることもメリットのひとつですが、
ヒゲ脱毛をすると肌が綺麗になって、「若く見られる」んですよ。
森:たしかに、ヒゲの剃りあとが無い方が若く見えますよね。
謳:「若く見られる」って、アドバンテージすぎるんです。
この業界では歳下の方が多いので、初対面で歳上だと思われると壁が出来てしまうんですよね。
若く見られると、はじめから壁ができることがないし、仲良くなってから実際の年齢をお互いに明かして年齢差があったとしても、あとから壁が出来ることはそうそうないので。
実年齢の通りに扱って欲しいときには年齢を言えばいいし…
事実上、自分の年齢で「複数アカウント」を持てるようなものです。
森: 年齢で「複数アカウント」!!
そのフレーズ、あまりに心を掴まれたので、私が最初に言ったことにしていいですか?
謳:そんなに響きましたか。
年齢で「複数アカウント」…、それを簡単に体現できるのがヒゲ脱毛だと思います。
メイクやスキンケアは日々の積み重ねや技術がいりますけど、脱毛は受けてしまえばそれで済むじゃないですか。
森:技術の要らないイリュージョンですね。
謳歌さん、ありがとうございました!
オプティカルイリュージョニスト
YouTubeにて計5,000,000再生を記録
TikTok69万人,5億再生
SNS以外でも様々なメディアにも多数出演
Japan National Diabolo Contest エクストリームディアボロ部門 優勝
(予約が埋まっていても診察可能ですのでお気軽にお越しください。)
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