最近お子さんの暴言や癇癪、他害が増えてお悩みの方へ
産業医や公認心理師として、書籍の監修もしている森医師が
発達障害においてあるあるなお悩みを解説していきます!
反抗挑戦性障害
こんにちは、ゆうメンタルクリニック医師の森しほです。
今回はお子さんの暴言や癇癪、家族への他害が増えてきてお悩みを抱えたコラムの監修をさせていただきました。
今回のケースでは、お子さんが反抗挑戦性障害(はんこうちょうせんせいしょうがい)と診断されていました。
これは、子どもや青年期に多く見られる行動障害の一つであり、長期間にわたって反抗的、挑発的な行動が続くことが特徴です。
反抗挑戦性障害があると、
カッとなりやすかったり、口論が増えたりすることが多く、トラブルの原因になることもあります。
支えるご家族は大変だと思いますが、正しいコミュニケーションの方法を教えることで改善が期待できます。
お子さんが不安で癇癪を起こしたときは、
まず気持ちを受け止めた上で、冷静に保護者の考えを伝え、一緒にどうすべきかを考えることが大切です。
保護者がお子さんの感情に巻き込まれてしまうとよい結果とならないため、
必要に応じて一旦部屋を移動するなど物理的に距離を置くことも考えましょう。
また外出や登校に抵抗感がある場合、「完璧主義」や「白黒思考」が原因のことが多いです。
外での失敗を極端に恐れるため、外出が怖くなってしまうのです。
「完璧じゃなくても大丈夫」と繰り返し伝えていくことが大切で、時間をかけて根気強く寄り添う必要があります。
詳しくはリタリコ発達ナビさんの記事でお話しさせていただきました。
この記事の筆者
森しほ
ゆうスキンクリニック治療最高責任者
皮膚科医/産業医/公認心理師/抗加齢医学会専門医
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