作家 姫野 桂 先生
社会問題、特に発達障害や生きづらさに関する書籍を多数執筆されている作家の姫野桂先生と、当院の森医師が対談しました!
森:よろしくお願いします!
『「発達障害かも?」という人のための「生きづらさ」解消ライフハック』を拝読しまして、本当に勉強になりました!すごく具体的でよかったです。
姫野桂先生:ありがとうございます!
森:発達障害について、ご自身でもお悩みになられているかと思いますが、どのように向き合って日々を過ごしているのでしょう?
姫:取材を通して得た知識やライフハックを駆使して、試行錯誤する日々です。
人に頼れる部分は頼るようにしています!
森:なるほど、その結果、あんなに具体的なライフハックがたくさん生み出されたのですね…!
姫野先生の本で助かっている方は多いでしょうね。
【身だしなみを整えるのが苦手な人への処方箋】
森:作家・ライターというお仕事上、取材も多く身だしなみも気を付ける事が多いかと思いますが心掛けていることなどはありますでしょうか?
姫:ヘアケア、スキンケアは気を付けるようにしています。
最近は美容室専用ドライヤーを使い始めました。
化粧水はプチプラのものをたっぷり使います。
美容のために毎日パックしてますね。
森:なるほど、ケアをしっかりされているんですね!
姫:はい。
実は以前は、剛毛で悩んでいたんです。カミソリで処理すると、カミソリ負けをしてしまって…。家庭用の脱毛機で処理していたら、毛が埋もれてしまったので、中高生の頃は本当に悩んでいました。
森:そうだったんですね…。
ご家庭での処理だと、やはり肌に負担がかかりますよね…。
姫:そうなんです。
体毛だけがコンプレックスで、以前は肌が隠れる服を着たりしていました。
それで、ハタチの頃に脱毛の施術を受けたんです。
脱毛は本当にコンプレックスを解消してくれました!
森:それはよかったです!
姫:肌に自信が持てると、ミニスカートを履いたりもできるようになって、ファッションをより楽しめるようになりました!
森:気持ちも明るくなりますね!
姫野先生はお仕事もお忙しいかと思いますが、リフレッシュ方法などあれば教えてください。
姫:映画鑑賞やウォーキングですね。
コロナ禍でおこもり生活の間に急激に太ってしまったので、最近はウォーキングを続けています!
森:いいですね!気分転換とダイエットを兼ねて!
姫:ダイエットのためのウォーキングですが、リフレッシュになりますね!2、3日に1回は歩くようにしています。
食事は、夜を炭水化物抜きの鍋にしています。食事については、パートナーも付き合ってくれますね。
森:それなら続けられそうですね!
【発達障害やグレーゾーンで悩む方への処方箋】
森:姫野先生は発達障害についての本を多く書かれていますが、うっかりしがちな方や空気を読むのが苦手な方へのアドバイスってありますか?
姫:発達の凸凹がある方は、まずは自分の特性を理解することだと思います。
得意なこと、苦手なことを把握して、苦手なことは素直に誰かを頼りましょう。
私の場合は計算が苦手なので、たとえば税金についてはプロに依頼したり、生活費の計算なんかはパートナーを頼ったりしています。
文章を書いたり、興味のあることに集中できる環境を作るようにしています。
森:苦手については無理せず、得意なことを伸ばして行くということですね。
姫野桂先生、ありがとうございました!
大学時代は出版社でアルバイトをしつつヴィジュアル系バンドの追っかけに明け暮れる。
25歳のときにライターに。週刊誌やweb媒体で執筆中。専門は社会問題、生きづらさなど。
著書に『私たちは生きづらさを抱えている』(イースト・プレス)、『発達障害グレーゾーン』(扶桑社新書)
『「発達障害かも?」という人のための「生きづらさ」解消ライフハック』(ディスカヴァー21)
『生きづらさにまみれて』(晶文社)。
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