ニキビ治療しているのに、これをやっていたら治りにくいです

こんにちは。ゆうスキンクリニックの医師、森しほです。

「ニキビの薬を塗っています」
「洗顔もちゃんとしています」
「ニキビにいい化粧品も使っています」

それなのに、なかなか治らない。

そんな方は、もしかすると「治すためにやっていること」が、逆に肌への負担になっているかもしれません。

ニキビを治したい人が、やってしまいがちなこと

まず、ニキビを触ったり、潰したりすることです。

気になるので、鏡を見るたびに触ってしまう。
白いニキビを見ると、つい押し出したくなる。

でも、繰り返し触ったり潰したりすると、炎症を悪化させたり、ニキビ跡につながったりすることがあります。

そして、もう一つ多いのが「洗いすぎ」です。

ニキビ=皮脂が多い、と思って、何度も洗顔したり、ゴシゴシこすったりしていませんか?

肌への刺激は、ニキビを悪化させる要因になることがあります。

さらに、「ニキビがあるから保湿しない」というのもおすすめできません。

ニキビ治療では、薬によって肌が乾燥しやすくなることがあります。

乾燥して刺激を受けやすくなった肌に、さらに治療薬を使う。

すると、治療を続けること自体がつらくなってしまうことがあります。

必要な保湿は、きちんとしていきましょう。

高い化粧品を買う前に、知ってほしいこと

そして、ニキビで悩んでいる方に、もう一つ知っておいてほしいことがあります。

ニキビを治すために、何千円、何万円もする化粧品を次々に買っていませんか?

もちろん、化粧品で肌を整えることはできます。

でも、ニキビそのものには、医療機関で使う治療薬があります。

「皮膚科って高そう」

と思っている方もいるかもしれません。

でも、ニキビの治療は、必ずしも高額な美容医療を受ける必要があるわけではありません。

高校生などの場合、健康保険での診療が自治体の医療費助成の対象となり、
東京都や神奈川県などでは、自治体によって自己負担が無料になるケースもあります。

大人の場合も、健康保険が適用される治療であれば、原則3割負担です。

治療内容によって金額は変わりますが、
診察と薬を合わせても、数百円から数千円程度で治療できることがあります。

何千円、何万円もする化粧品を買い続ける前に、一度皮膚科で相談してみてください。

ニキビは「もっと頑張る」より、正しい治療を続ける

ニキビができると、

「もっと洗わなきゃ」
「もっと薬を塗らなきゃ」
「もっとニキビにいいものを使わなきゃ」

と頑張りたくなります。

でも、肌は頑張れば頑張るほどきれいになるわけではありません。

触らない。
洗いすぎない。
必要な保湿をする。

そして、自分のニキビに合った治療を続ける。

これが大切です。

「ちゃんとケアしているのに、治らない」

そんなときは、自分の努力が足りないのではなく、治療方法を見直すタイミングなのかもしれません。

高い化粧品を買い続ける前に、まず皮膚科へ。

ニキビは、きちんと治療できる皮膚の病気です。

この記事の監修

皮膚科 森医師

森しほ

ゆうスキンクリニック治療最高責任者
皮膚科医/産業医/抗加齢医学会専門医
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