ストイック対談 パラリンピック車椅子テニス菅野浩二選手

こんにちは、森しほです。
今回はパラリンピックでもご活躍された、ある選手と対談させていただきました。
2020東京パラリンピックの車いすテニス クアードダブルスで銅メダルを獲得された菅野浩二すげのこうじ選手です。

この種目で日本は初めてのメダル獲得なっており、とっても印象的でした!

日本ランキング・クアード1位
世界ランキング・クアード9位(最高は世界3位)
そんな菅野選手にお話をうかがいました!

◎コンデションの保ち方

:選手としてのコンディションの保ち方をぜひお聞きしたいです!
食事管理など、やはり厳しいんでしょうか??

菅野浩二選手(以下菅):普段の食事はそこまで気を付けていることはなくて、
暴飲暴食はしないことにしているくらいですね。

:そうなんですね!
普段からガチガチにタンパク質何g、脂質何g、という形ですと疲れてしまいますもんね…。

:管理栄養士さんとも相談していて、
体重のMAXを決めてMAXに達したら減量、という感じです。

:メンタルはどうでしょう??
世界的な大会ともなると、もう私には想像もつなかいくらいに、とっても緊張されると思いますが…。

:メンタル面のケアですか…
うーん、出来ているかわからないですね。
出来ていたら落ち込んでいなかっただろうから、出来ていないのかも。笑

:そんなそんな。

:実は去年、肘を痛めたんですよ。
トレーニングもなかなか出来なくなったんですね。
ずっと車椅子を動かすので体力が必要なのに、筋トレも出来ない。
無理をできない。
休まねばならない中で、自分の実際のランキングがわからないので、メンタル的には本当につらかった。

:それは…おつらかったですよね…。
どうやって乗り越えられたのでしょう。

:乗り越えたというか、なんとかしのいだ、という感じですね。
「今はケガをしているからしょうがない」と受け入れて、来年のパラリンピックという目標をかかげることで乗り越えました。

:受け入れて、先の目標に意識を向けたわけですね。

:「今ランキングが下がっていたとしても、一年後を見据えて、今自分に出来ることをしよう」と…。
そうしているうちに、ケガも徐々に良くなり、メンタル面でも調子は上がってきました。

:なるほど…。本当に常に前を前を向いていらっしゃって素晴らしいです…。
見習わないとです。

◎ 菅野選手のオフの過ごし方

:オフの期間はどのように過ごされているんですか?

:オフ、というのは自分としては特に無いですね。
世界中のどこかしらで試合をやっていますし…。
12月は何も無いけれども、試合が無い期間は強化期間だと考えています。

:なるほど、オフではなくて強化期間…!
日々がトレーニングなのですね…!

◎ パラリンピック選手と脱毛

:最近ではスポーツ脱毛への関心が高まっていますが、選手の皆さんはやはり処理はされているんでしょうか。

:僕はしますね、必須です!
腕にテーピングやサポーターを頻繁につけるので…
痛めた時に手首や肘につけますし、保護、予防としても使うことが多いので。
処理をしておかないと、テープを剥がす時に痛いですし、処理しておいたほうが固定が安定するので脱毛は必須だと思います。

:なるほど、それは想像するだけで痛いです…!!
選手の皆さん同じような感じでしょうか。

:世界的な大会では外国の方が多いので、毛深い選手も多いですから。
特に、クアードクラス(※下肢だけでなく上肢にも障がいのある選手が出場するクラス)ですと、手に障害があって握力が弱い方もいて、その場合は手とラケットを固定するんです。
毛があると痛いでしょうし、やはりみんな処理の必要性は高いのではないかと思います。

:実際、処理はどのようにされるんですか?

:これまでは自分で処理していたんですが、なかなか自分では処理しにくい部分もあって…。

:そうですよね、なかなか自分では見えにくかったり、手が届かなかったりしますよね…。

:そうなんですよ。
医療脱毛しておくと安心してトレーニングに打ち込めますね。


メンタル的に辛くなった時は、乗り越えるというよりも何とかしのいでいくという言葉がとても印象的です。
ふさぎ込むのではなく冷静に先を見据えて目の前の課題に取り組めるからこそ、輝かしい結果がついてきたのだと感じました。
菅野さん、今回はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました!

お話:菅野 浩二さん

車いすテニスプレーヤー(QUADクラス/リクルート所属)
生年月日:1981.8.24
ニックネーム:スゲ
高校生時代に事故で頸椎損傷となり、首から下に障がいが残る。 元々は握力が弱いなどのハンディキャップがあったものの、2016年に3肢以上に障がいのある選手のみが参加できる「クアード」クラスへ転向。 その後頭角を現し、世界ランク最高3位まで登り詰める。



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