うおのめ・たこ

うおのめ・たことは?

『うおのめ』も『たこ』も皮膚の一部が慢性の刺激を受けて角質層が厚くなる皮膚の病気です。

うおのめは、医学的には鶏眼といいます。
鶏の目よりは魚の目のほうがみなさん見慣れていると思います。
たこは、医学的には胼胝(べんち)といいます。

うおのめとたこの大きな違いは、患部の中心に“芯(しん)”があるかないかです。

うおのめは、文字通り魚の目のように、患部が硬く盛り上がり、その中心にポツンと芯があります。患部を押すと、この芯が神経を圧迫しますので、強い痛みを伴います。
皮膚の硬い大人の足の裏に出来ることが多く、歩くときに痛みます。
子供の足にこのような病変がある場合、ウイルス性のイボ(尋常性疣贅)の可能性があります。
自己判断をせずに、まずは皮膚科を受診しましょう。

たこ

たこは、患部の中心に芯はなく、患部を押すと圧痛はありますが、さほど強くありません。
黄色っぽい色をした、比較的柔らかい皮膚の盛り上がりになります。
たこは足の裏以外にも、生活習慣や職業などにより、身体のあちこちにできます。
鉛筆をよく握る人はペンだこが指に出来ます。

うおのめ・たこの原因

特定の部分に刺激が加わってしまうと、角質が厚くなってうおのめやたこができます。

  • 合わない靴を履いている
    足の指先が靴にあたったり、圧迫されたり、指先が曲がった状態が続くなど足裏の特定の場所に負担がかかります。
  • 歩き方にクセがある
  • ペンを長時間にぎっている
  • 指しゃぶりのクセがある
    などなど

うおのめ・たこの治療

カミソリやメスで削り取るなどして、厚くなった角質の除去を行います。
うおのめの場合は、芯を取り除きます。
症状により、ケラチナミン軟膏やサリチル酸ワセリンなどの角質を柔らかくする塗り薬を使います。
削り取ったとしても、同じ生活を送っていると再発を繰り返してしまう可能性が高いため、予防が大切となります。

予防

機械的な刺激を避けるように生活の改善が重要です。
靴はサイズの合ったものにする、インソールを使う、保護パッド(ドーナツ型のクッションの形の絆創膏)を使うなど、刺激を少なくするような工夫も必要です。

この記事の監修

皮膚科 森医師

森しほ

ゆうスキンクリニック治療最高責任者
皮膚科医/産業医/抗加齢医学会専門医
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