筋肉対談 世界的ボディビルダー川中健介さん
今回は、大学生にしてボディビルの全国大会連覇を成し遂げ、世界大会ではフィジーク部門4位に輝いた川中健介さんと当院の森しほ医師が対談しました!
森:よろしくお願いします。
あ、お荷物こちらにどうぞ。
川中さん(以下川):よろしくお願いします。
(上着を脱ぐ)
森:すごい筋肉ですね…!
ここまでとは、上着の上からわからなかったです!!
川:着痩せするタイプみたいです。
森:本当にすごいです…!
◎筋トレを始めたきっかけは憧れのキャラクター
森:川中さんはどんなきっかけでトレーニングを始められたんですか?
川:アニメのキャラに憧れてトレーニングを始めたんですよ。
森:アニメのキャラ?!
どんなキャラクターでしょう。
川:ドラゴンボールのブロリーです。
森:ブロリー?
ドラゴンボールの登場人物みんなムキムキですし、どのキャラクターでも大差ないんじゃ…
(スマホで検索…)
うん、確かにすごい筋肉ですね。
…?!
いや、大きい!!悟空と並ぶと縮尺がおかしい!圧倒的じゃないですか!!
出典元:Amazon/
川:今でも理想はブロリーなんです。
森:永遠の憧れですね…!
トレーニングはいつ頃から始められたんでしょうか?
川:中学2年生の頃からトレーニングを始めたんです。
スタートは自重でのトレーニングでした。
休みの日には市民体育館のジムに通っていました。
森:すごい中学生ですね…!!
当時、部活は何かされていたんですか?
川:陸上部でした、400m走です。
森:スピード筋力だけでなく持久力も求められる競技ですよね。
トレーニングを始めてみてどうでしたか?
川:はじめは細かったんですけど、トレーニングを始めて体型が変わっていくと、周囲の反応も変わりました。
筋肉がついてどんどん持てる重量が上がっていくのが楽しくて続けられましたね。
◎ ボディビル大会で優勝
川:高校生になってからはレスリング部に入って、食事管理と筋トレに更に力を入れたんです。
そしてボディビルに興味が出てきて、全国高校ボディビル選手権に出ました。
森:優勝されたんですよね!本当にすごいです…!!
大会には、どなたかの勧めがあって出たんでしょうか?
大会前の調整だとかすべて1人でやるのも大変ですよね。
川:自分で決めて、自分で調べて、全て自分でやりましたね。勘に頼る感じでした。
森:すごい行動力ですね…!素晴らしいです。
◎ 川中さんの食事管理
森:食事管理はどのようにされているんですか?
川:タンパク質の量はあまり気にせず、お米を多めに食べるようにしています。
食事の間隔はあまりあけないように気をつけています、1日3-4回くらい食事を摂っています。
お酒は少し控えていて、週に2回くらいですね。
でも飲み会に誘われたらしっかり楽しむようにしています。
森:お酒を飲むとすごく食べてしまったりしませんか?
川:逆に、お酒を飲むと食べたい気持ちが起きなくなるんですよ。
森:そうなんですね!!
じゃあジャンクなもの…たとえばハンバーガーとかラーメンだとかを食べたくなったりもしないんですか?
川:うーん…そうですね、
増量期であればカロリーを多めに摂るようにしているので、揚げ物も食べますし、中華なんかも好きなのでよく食べますね。
森:揚げ物もOKなんですね!
しっかり筋肉になっているので素晴らしいです…!!
減量、増量とメリハリをつけて食事管理されているのがすごいです。
今はどんな時期なんでしょう?
川:今はオフです。
7月に大会が控えているので、5月から減量をしていく予定ですね。
森:どんな大会に出られる予定なんですか?
川:オールジャパンジュニアです。
森:去年、川中さんが優勝された大会ですね!
川:去年は世界大会まで出る予定だったのがコロナで出られなくなってしまって…。
森:残念ですね…どちらでの開催予定だったんですか?
川:イランです。
中東はボディビルがサッカーや野球並みの盛り上がりを見せるんですよ。
森:そうなんですね?!
川:優勝したら一生食べるに困らないくらいなんだそうです。
だから皆本当に真剣に大会に挑むんですよね。
森:なるほど…世界大会はそれだけ厳しいんですね…
川:7月の大会から、世界大会まで出るとなると11月くらいまで続くんです。
森:長期戦ですね!
◎ ボディビルダーの美容事情
森:トレーニングや減量はもちろんですけども、大会ならではの大変さもありますよね?
大会の場で筋肉をより綺麗に見せるコツってあるんでしょうか。
川:肌を綺麗にすることですね。
ムダ毛の処理はマストです。
鍛え抜いた筋肉美が、ツルツルの肌でくっきりと映えるんです。
肌の色は黒い方が筋肉が綺麗に見えるので、大会直前は黒い肌になります。
日焼けやカラーリングをするんですが、
日焼けサロンには大会の2ヶ月前から通うようにしています。
日焼けサロンに行く前にムダ毛がない状態にしておきたいですね。
森:なるほど…!
処理の方法はどのようにするんでしょう?
川:カミソリを使う人が多いです。
森:カミソリは手軽ですね。
でも全身だとなかなか手が届かない部分も出てきたり、大会前のお肌に傷が付いてしまうとつらいですよね…
川:そうですね。
なので僕はカミソリでの処理をしなくて済むように光脱毛をしたことがあります。
森:光脱毛!エステさんの脱毛ですね。
川:はい。
ただ、光脱毛は痛すぎたのと面倒だったので、3回くらい行って途中で諦めてしまいました。
森:そうだったんですね…。
実は医療機関でないと毛根だけにしぼってダメージを与える機械を使うことが出来ないので、
脱毛効果を求めると逆にお肌全体に負担がかかってしまうかもしれません。
医療脱毛の方がかえって安全なんですよ。
川::医療脱毛の方が強い=痛いというイメージでしたけど、
実際医療脱毛を受けてみたら痛みは意外と大丈夫ですね。
世界大会という大きな目標があるので、効果を求めたいから、僕は医療脱毛を続けていきたいと思います。
全国高校ボディビル選手権では、全てご自身で決断し行動の末に優勝を掴んだという部分が特に印象的でした。
なりたい理想像や努力する楽しみを見つけて、今では世界へ目を向けられておられる姿に自分も頑張らねばと力をもらえました。
川中さん、今回はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました!
2021年・2022年 全日本ボディビル選手権大会 男子フィジーク部門 優勝
2022年 ボディビル世界大会「IFBB世界男子選手権大会」フィジーク部門にて4位
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