ADHDとASDの特性を知る心理検査とは?
産業医や公認心理師として、書籍の監修もしている森医師が
発達障害においてあるあるなお悩みを解説していきます!
心理検査
こんにちは、ゆうメンタルクリニック医師の森しほです。
「皆さんは心理検査にも種類があることをご存じですか?
今回はADHDとASDに焦点を当てて、数ある検査の中から一部をご紹介していきます。
ADHDの検査「CAARS」は、
「注意不足」「多動性」「衝動性」「自己概念の問題」の4つの尺度を測り、
ADHD特有の症状の程度を数値で示します。
質問形式で行われ、数値が高いほどその傾向が強いことを示しますが、診断には他の検査や診察を総合的に行う必要があります。
またASDの傾向を測る「AQテスト」では、
「社会的スキル」「注意の切り替え」「細部への関心」など5つの尺度を評価します。
この検査も数値のみで診断を決めるのではなく、診察を含めて総合的に判断されます。
これらの検査の目的は、「できる・できない」を判断することではなく、
社会生活にどの程度影響があるかを把握し、
自分の特性や得意・不得意の傾向を理解することです。
その結果、困りやすいポイントを明らかにし、日常生活をより快適にする工夫につなげることができます。
あなたも、こうした検査を通じて自分の特性を深く知り、生活改善に役立ててみませんか?
自分らしい生活を築くサポートができれば嬉しいです!
ご覧いただきありがとうございます。
詳しくはリタリコ仕事ナビさんの記事でお話しさせていただきました!
この記事の筆者

森しほ
ゆうスキンクリニック治療最高責任者
皮膚科医/産業医/公認心理師/抗加齢医学会専門医
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また産業医・公認心理師として、メンタルのケアも行っております。
あなたのお力になれるよう、全力で診療させていただきます。
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