漫画家 今井 大輔先生対談
ヒル
クロエの流儀
恋と地獄
ヒル、クロエの流儀、恋と地獄など
数々のヒット漫画を生み出している漫画家の今井大輔先生と、当院の森医師が対談しました!
森: 今井先生、お会いできて嬉しいです!よろしくお願いします。
今井大輔先生(以下今):よろしくお願いします。
森: 今井先生は色々なジャンルのヒット作を描かれていますよね!
昔から漫画家を目指していたんでしょうか。
今:そうですね、もう物心がついたときから絵を描くのが好きでした。
おもちゃはあまり持っていなかったんですけど、
落書き帳がたくさん家にあったので小さい頃からとにかく絵を描いていました。
保育園でも、絵が上手だねって言われることが多かったので、
自分でも絵が得意なんだって思って…
絵を描くことがどんどん好きになりました。
森:影響を受けた作品や漫画家さんってあるんでしょうか。
今:小さい頃に観たアニメの「ドラゴンボール」は、漫画家を目指すキッカケのひとつかもしれません。
SLAM DUNKも大好きです。
漫画家として影響を受けたというよりも、小学生の頃にSLAM DUNKを読んでからバスケを始めて、学生時代はよくバスケをして過ごしました。
森:バスケお好きなんですね!
SLAM DUNK、ちゃんと読んだことがないので読みたくなりました…!
◎今井先生の漫画設定の作り方
森:今井先生の漫画のキャラクターってリアルというか…
特に女性のキャラクターは、
透明感があって綺麗で、でも強い存在感がありますよね。
今:ありがとうございます。
森:キャラクターを作る時に心掛けていらっしゃることってあるんでしょうか。
今:そうですね…
絵としては、
「肩幅は気持ち小さく、首は細く」と華奢なイメージになるように描くよう気をつけています。
キャラクターとしては、
「だらしないところ」「綺麗じゃないところ」をしっかり描くようにしています。
森:きれいじゃないところを?!
今:はい、
「綺麗で真面目なヒロイン」ってなんだか嘘くさいじゃないですか。
ヒロインを描くときは、
その子のめんどくさいところ、だらしがないところ、ダメなところを描きたいんですよね。
その上で、「メイクをしたときにはきれいになる」みたいなところに魅力を感じられると思うんです。
森:あぁぁ、わかる気がします…。
現実でもそういった人に惹かれますか?
今:それはあるかもしれません。
完璧な人よりも、言動が面白い人は好きですね。
本当は面倒くさがりだけどしっかりした人、だとか。
森:なるほど確かに…
親しくなってから見せてもらえるギャップに惹かれることってありますよね。
先生はどうやってストーリーを考えているんでしょうか。
今:もともと、「もしこんな世界だったらどうなるかな?」と考えるのが好きなんですよね。
普通の人がこんな特殊な世界に放り込まれたらどうなるかな、だとか。
日頃からニュースを見たりしてもそんなことを考えています。
男性の編集さんがアイデア出しに力を貸してくれることもあって、想像力を膨らませていきながら作品に落とし込むこともありますね。
森:なるほど、
色々なところから刺激をもらいながら想像力を膨らませていらっしゃるんですね!
恋愛をテーマにした作品では、男女の心の動きが本当にリアルに描かれているなと思って…。
そのあたりはどうされているんでしょう。
今:男女…、そうですね。
女性のキャラクターを描く時には、実際の女性が日常の中でぽろっと言うようなことを漫画に入れ込んだりすると、リアリティが増すなと思うことはあります。
たとえば「夏場は蒸れてイヤだなー」みたいな言葉だったり。
森:そういったセリフが入るとグッと存在がリアルに感じられますね…!
◎悩みは男女問わず
今:でも僕、人間として深く深く掘っていくと、男女での差なんて無いと思うんですよね。
最近人気のあるジャンルとして、不倫や復讐がテーマのものがありますけど、
つらい気持ちや怒りや悲しみって、深く掘り下げていくと「男性だからこう、女性だからこう」と言えるものでもないんじゃないかと思っています。
森:たしかにそれはありますね。
女性としての一面だけでなく、1人の人間として掘り下げていくということですよね。
私もスキンクリニックで働いていて思うのが、案外男女での違いってないんだなということです。
たとえばスキンケアだとか、かつては女性ならではの悩みだと思われていましたけど、実際は男性も悩まれているケースもあるなと思っていて。
でも、今井先生お肌が白くて綺麗ですね…!
漫画家さんは皆さんそんな感じなんでしょうか。
今:いえいえ…!
僕自身は、お肌が乾燥しがちなので保湿には気を使っています。
でもそうですね、漫画家友達はみんな年齢の割に肌がキレイと言われる人が多いかもしれません!
家にこもっての仕事なので、他の人より日光に当たらないせいじゃないかと思います。
森:なるほど、日光はお肌の大敵ですもんね。
今井先生、ありがとうございました!
日光でダメージを受けたお肌には、ヤグレーザーがオススメです!
主な作品
『ビターコネクト』『恋と地獄』連載中/『ヒル』『ヒル・ツー』『クロエの流儀』 『パッカ』『古都こと』『セツナフリック』『こちら、あたためますか?』『モノクロイエスタデイ』『SEED』etc
(予約が埋まっていても診察可能ですのでお気軽にお越しください。)
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