レジェンド加藤鷹さんの
【読む活力剤!いつまでも現役でいたい人への処方箋】
◎タレント活動や著述活動など、幅広いジャンルで活躍されている加藤鷹さん。
最近はどんな活動に力を入れていらっしゃるのでしょうか。
-本当に色々ですね。
セミナーや講演を頼まれたり、コロナ禍なんかは人生相談に乗るお仕事も多かったですね。女性のメンタル面についての話を求められることも多いです。
国内でのお仕事もありますが、最近は香港など海外でのお仕事が多くなってきました。
若手の起業家の集まりでの講演や、HIVの啓蒙活動をする機会も多いですよ。
【いつも恋愛で悩む女性への処方箋】
◎恋愛に悩む方の相談にものることがあるかと思いますが、恋愛に悩む女性へのアドバイスってありますか?
よく、愛してくれる相手と付き合うのと、自分が好きになった相手と付き合うのとどっちが幸せか?なんて悩みを抱えている女性がいますが…。
-自分が好きになった相手と付き合わないと!
僕の娘に彼氏が出来たと聞いたときに、まず僕が娘に聞いたのは「自分が彼氏を好きなのか?」ということ。
「彼から好きになられたから付き合っている」のか、「自分がちゃんと彼を好きで付き合っている」のか。
「言い寄られたら付き合う」だと、仮に失敗したとしても学びが無いですよね。
「私が好きになったわけじゃなくて相手が言い寄ってきたから付き合っただけだし」と思っていたら、自分の経験として活かせません。
恋愛なんて10回のうち9回は失敗すると思わないといけない。その9回の失敗を自分のものに出来るかどうかは、ちゃんと自分がその相手を好きかどうか、自分の気持ちに向き合えるかにかかっているんですよ。
仏教用語に「成就」という言葉があるんですね。
徳や智を身につけて完璧な備えになるということ、これは自分の努力があって願いを叶えるのでないと達成できない。
「相手に好かれたから付き合う」という関係では、関係がうまくいくことがあったとしても、「成就」はしないですよね。
でも、もしも自分が好きになって付き合ったのなら…、仮に関係がうまくいかなかったとしても、その失敗から学んだことを自分のものにすることができるじゃないですか。
「失敗してもいい」と思ったらいいんじゃないですか?
恋愛なんて10回のうち9回失敗してもいいんですよ。
あとから「若い頃こんなことがあったね」と言って笑えるほうがいいじゃないですか。
【毎日が退屈な人への処方箋】
◎人生相談として、たとえばどんな仕事をしたらいいか、どんな道を選んだらいいかといったお悩みを相談されることもありますか?そういった相談にアドバイスをするとしたらどのようなことでしょう。
-どんな仕事をしたらいいか迷ったら…忙しいほうを選ぶといいですね。
仕事でもなんでも。
時間ていうのは一定にすぎるものではないんです。嫌々やっていると長く感じたり、逆に楽しくやっていると短く感じる。
それに、人って失敗から学ぶので、しんどい記憶の方が印象に強く残るじゃないですか。
失敗したことが成長につながっているわけですよ。
最近流行っている考え方の逆をいくかもしれないけれど、僕は飲み会なんかはいやでも言ったほうがいいと思っていますね。
強制される中の学びはあるし、上下関係もあった方が良い。
だって、いま中学や高校の先生の顔を思い出してみてください。優しいだけの先生よりも、厳しい部分のある先生の方が印象に残っているでしょう?
ちなみに、僕が一番しんどかったのは、上京したてのころに飯が食えなかった時期ですね。
1週間食べられませんでした!
それより辛いことってないですよ…。
食欲って、睡眠よりも性欲よりも大切なんですよね、生命に直結するので。
その他のことは、なんだって自分が頑張ればどうにかできるんですよ。
逃げなければ必ず出口があります。あとは、立ち向かえるかどうかだけです。
【ずっと元気でいたい人への処方箋】
◎加藤鷹さんといえば生涯現役でエネルギーに溢れているイメージですが、健康法は何かあるのでしょうか。
-健康法についてはいろいろ調べて勉強もしたけれど、僕が実践している健康法は自分流に色々と考えて試してみて、自分に合っていると思ったことを習慣にして続けていることなんです。
人それぞれ合う合わないがあるので、自分に合ったやり方を見つけるのが大切だと思います。
僕としては無意識に習慣にしていたことも、あとで調べたら健康に良いという裏付けができた、ということもよくありますね。
たとえば、僕は子供の頃からコーヒーが好きなんだけれど、大人になってから知ったことにはコーヒーを飲むとピロリ菌が抑制されるというんですね。
もちろんそんなことを知らずに飲んでいたわけだけれど、自分が無意識に選んでいた行動が医学的に健康になると言う裏付けがあるんだなぁと思いましたね。
結局、病気の7割がストレスによって起きると言われているので、ストレスをうまくコントロールしていくのが健康の秘訣なのではないかな。
ストレスの解消方法は人それぞれなので、健康法にも1つの正解があるわけではないんですよね。
ただ、多くの医師が僕を見て驚くんですよね、すごく健康で活力があるって。
①加藤鷹さんのふさふさ黒髪の秘密
今は60歳を超えているけれど、髪を染めなくても黒髪のままだし、AGAもしていないけれどふさふさなんですよ。その秘訣を知りたがる医師がいたから、調べるのに協力をしたこともあります。
最近は唾液で多くのことがわかるんですね。
スポーツ医学について研究されている医師が調べたいということだったので、協力しました。ホルモンの値を調べたところ、
男性ホルモンの値は平均的な範囲内のようでした。
女性ホルモンの値が普通の男性よりずいぶん高くて、40歳の女性と同じ位だと言うことでした。
髪の毛がしっかりしている理由はそこにあるのかもしれないですね。
②加藤鷹さんの締まった体型の秘密
ジムに通っているかと聞かれることもありますけども、日焼けサロンやジムには行ったことがないんですよ。
僕はスタイルはダビデ像が手本だと思っています。ダビデ像が作られた当時ジムなんてないですよね。
ジムに行くのって、鏡の前でポーズをとったり、なんだかナルシストに感じてしまって、自分がやっているところはあまり想像ができない。何してるんだろうと思ってしまいそうで。
それに、重たいものを持つと関節に無駄な負担がかかって怪我をするリスクもあります。
やりたい人はやったらいいと思うけど、それは30代位までじゃないかな。それ以降はリスクのほうも考えないといけないんじゃないかと思いますね。
じゃあどうするかと言うと、僕は歩くことをお勧めしています。
人間は二足歩行する生き物、最近の人はどんどん歩かなくなってきているけれど、歩くと太陽気も鍛えられるし、気持ちも上向きになります。
肥満の原因は歩行不足なんじゃないかと考えられてますね。僕は週に4-5日、2時間は歩くようにしています。
歩くといっても、通勤で歩く必要があるとか、音楽を聴きながら歩くという人がいますが、それでは不十分じゃないかな。
脳っていうのは一度に2つの信号を送れないんですよね。歩くということには、脳の信号が大切だと思うんです。歩くことによって、脳から送られる信号が自律神経を整えて気持ちを上向きにして活力を産むんじゃないかと考えています。
③加藤鷹さんの病気知らずの秘密
僕は、何でも予防から入れない人間は良い結果を出せないと思っています!
予防や知識が大切。
例えば、虫歯になったらその歯はもう削ったり取るしかないけれど、そうなる前に歯磨きをしたり、検診を受けたりしますよね。なってからじゃ遅いんです、とにかく予防が大切です。
最近ではがんになりやすいかどうかも、遺伝子検査でわかります。
アンジェリーナ・ジョリーも、遺伝子を調べて、乳がんになりやすいことを知って予防をしたことでニュースになっていました。
僕は予防と言う考え方が日本人に欠けていると思っています。
知識が足りないんです。
教えてもらっていないし、教育を受けていないからです。
仕事で医学部の学生さんに講演に行くことがあるんです。性感染症について説明すると、医学部の学生さんでさえ、ほとんど知識を持っていなかったりします。
HIVに梅毒や淋病、クラミジア、こういった知識は医者である限り、患者さんを診るのに絶対に必要なこと。知らないで働いてるドクターが大勢いるんですよ。
勉強が大切ですね。
【イキイキとした毎日をおくりたい人への処方箋】
◎加藤鷹さんのようにエネルギッシュになりたい人って沢山いると思うのですが、アドバイスってありますか?
活力を出すには、内面から整えるべき!
活力の源になるようなことを探すといいのではないでしょうか。
活力の源は人それぞれで、恋愛でもいいし、推し活でもいい。
ときめきを感じるような、活力の源になることを習慣にするといいですね。
最近の若い人は恋愛への興味が薄れているとも言われていますよね。
恋愛への興味が、美しさや活力につながるんじゃないかと思います。
欧米では、夫婦はお互いに恋人として尊重する関係も続くのが普通です。日本だとお互いに異性としてのときめきを忘れてしまった夫婦も多いですよね。
日本人には、重度の更年期障害の人が多いと言われているのは、そんなところから来るんじゃないでしょうか。
【女性のことがわからず悩む男性への処方箋】
◎加藤鷹さんの女性観はどのような感じでしょう?
男性は「獲物を取らないといけない」と思うと強くなるんですよ。
ライオンがなぜ強いかと言うと、餌が取れないと死ぬからでしょう?
三食、昼寝付きの生活では、男性はダメになる。
ただ、女性は子供を産む性であることも考えると、しっかり休んで時にはお昼寝を取ったりすることも必要かもしれません。
僕は、女性を尊敬しているんです。
女性というのは、やっぱり男性と違い、子供を産むことができるから。
女性を知るということが大切で、女性を知ると喧嘩になりにくくなるんじゃないかと思います。
女性の社会進出なんて言われているけれど、まず土壌をしっかりさせる必要がありますね。
日本のCEOに女性が少ない現場では、そもそも経営者の男性が女性の扱いを知らない場合も多いんですよね。
女性が傷つくポイント、やる気を出すポイントを知らない男性の経営者たちに対して、僕から講演をする機会もよくあります。
女性と向き合うときには、理詰めで説得したりする事はあってはならないと思うんです。
しっかりと気持ちに寄り添って、時には逃げ道を用意するほうが、逆に前向きになってくれることが多いんじゃないかな。
【モテたいけれど、外見に悩む人への処方箋】
◎加藤鷹さんの美への考え方
僕は、身体の形を変えるような美容整形に対しては、実は否定的な考えです。
ありのままの美しさがあるのではないかと思いますね。
今を最高にしたらいいと考えているので、不自然な整形手術…つまり顔の形を変えるようなことにはあまり賛成はできません。
でも、健康的に清潔感のある肌や体になる事は大切だと思います。
予防としてのお手入れも重要ですね。
僕自身はもともとムダ毛は薄いので脱毛が必要だったことはないけれど、男性は女性に不快感を与えないように
肌も綺麗にしておくべきですね。
(予約が埋まっていても診察可能ですのでお気軽にお越しください。)
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