うつネコとハムスター「休みと遊び」～ゆうスキンクリニックマンガ

ゆうスキンクリニックがお届けする心理学マンガ

うつネコとハムスター「休みと遊び」

「休む」よりも、ずっとずっと心を癒すのは、「本人にとって充実した時間を過ごす」ことです。
これが「仕事」であればものすごくベストです。
とはいえ、そこまで行ける人は多くはないかもしれません。
よってもちろん「休みの時の遊び」などでも構いません。
休みの日があったら、どこかに出かける、旅行にいくなど、積極的に「遊び」ましょう。
もちろん「アウトドアはちょっと…」という方は、「図書館に行く」「映画を見に行く」などでも構いません。
何であっても、「あぁ、今日は色々と楽しかったな」と充実できるようなことをしておくのが重要です。それこそ「日記に書くときに、書きたい内容がたくさんあるような1日の過ごし方」を目安にしてください。
逆に「休みだから、1日寝てよう」とか「休みだから、ボーッとダラダラ過ごそう」と思うのは、実はあまり良くありません。
1日の終わりに「今日、自分は何をしてたんだろう…」なんて苦しんでしまうことにもなりえます。

実際、メンタルクリニックにかかる方の場合、仕事が原因で抑うつ状態になっているときに、「休職」を勧めることもあります。
しかしその場合も、ただ家で過ごすのではなく「1日1回は外出すること」「何か楽しみがあれば、積極的にそれを行うこと」を強くススメています。それにより、かえって気持ちが楽になるわけですね。
現在は「お盆」の時期ではありますが、とにかく充実した1日を過ごせるように、今までやっていなかった何かにチャレンジしてみるのも手かもしれません。

マンガ…園太デイさん

監修・制作	このページは、ゆうメンタルクリニックの医師・スタッフが監修・制作しております。特別監修・ゆうきゆう精神科医、心理学者。東京大学医学部医学科を卒業後、うつ病・統合失調症・てんかん・パニック障害・社交不安障害・不眠症など多くの疾患の治療を行い、2008年よりゆうメンタルクリニックを開院。『マンガで分かる心療内科』の他、100冊以上の著作があります。
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