集中できる色は「赤色」！

集中できる色は「赤色」です。
たとえば信号は赤色ですが、赤のときは集中して見てもらわないと事故になってしまうので、当然の選定かもしれません。青のときにボーッとして動かなくても、後ろからクラクションを鳴らされるだけですみますが、赤でボーッと進んだら危険すぎますね。

また、血の色が「赤」なのも関連していると考えられます。
血を見るときなんて、人間からしたらよっぽどの緊急事態。たとえばケガだったり、敵に襲われたり…。
そのときにボーッとしていたら、死んでしまう可能性もあります。
だからこそ、赤で集中するようになっているのかもしれませんね。

何にせよ「赤」はとても重要。
よってあなたも、勉強部屋や仕事デスクに、意図的に「赤」を配置してみるのがアリかもしれません。
赤いペンを置いたり、またはパソコンなら、デスクトップの背景に赤色を使ってみるのも有効です。
自分自身は、テキストエディタの周囲のワクを赤色にしたりしています。

ちなみにこれは「目標を紙に書く」という場合も使えます。
本当に重要なことについては、「赤いマジックインキ」で書くという方法がアリです。
これによって、あなたの気持ちはより集中できるはずです。
とはいえ、全部が赤だとやかましく感じてしまうかもしれないので、要所だけに使ってみるのもいいかもしれません。

どうか試してみてくださいね。

このマンガはこちらに掲載されています！
2017年11月27日発売ですので、ぜひ！

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

監修・制作	このページは、ゆうメンタルクリニックの医師・スタッフが監修・制作しております。特別監修・ゆうきゆう精神科医、心理学者。東京大学医学部医学科を卒業後、うつ病・統合失調症・てんかん・パニック障害・社交不安障害・不眠症など多くの疾患の治療を行い、2008年よりゆうメンタルクリニックを開院。『マンガで分かる心療内科』の他、100冊以上の著作があります。
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