親御さんがお子さんの発達障害を受容するまで
産業医や公認心理師として、書籍の監修もしている森医師が
発達障害においてあるあるなお悩みを解説していきます！
発達障害を受け入れる
こんにちは、ゆうメンタルクリニック医師の森しほです。
発達障害のお子さんを育てる際に
「発達障害を受け入れるまでは、正直子どもを可愛いと思えないときもあった」
というお話をきくことがあります。
こちらの親御さんが愛情を持っていないというわけではありません。
むしろ、子どもへの責任感が強いためにそのプレッシャーから育児がつらくなってしまうのです。
一人で抱え込んでしまう真面目な方に多いと言えます。
わが子に障害があるといわれ、受け入れられない気持ちが出てくることは不自然なことではありません。
「受け入れられない」という気持ちすら受容できず、自分を責めてしまうという方も少なくありません。
同じ状況にいる人でしか分からないつらさや悩みがあります。
療育園などで当事者やご家族同士で接してみると、悩んでいるのは自分だけでないことに気がつきます。
理解しあえる人がいるだけで、心理的な負担は各段に減ります。
そもそも人間は漠然とした未来に一番不安が募るものです。
将来を具体的に想像できるような情報を取捨選択していくことで少しずつ未来への不安が減ります。
不安を感じたら、まずは行政や療育センターに相談してみることをおすすめします。
詳しくはリタリコ発達ナビさんの記事でお話しさせていただきました！
この記事の筆者
森しほ
ゆうスキンクリニック治療最高責任者
皮膚科医/産業医/公認心理師/抗加齢医学会専門医
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また産業医・公認心理師として、メンタルのケアも行っております。
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