【医師が解説】「子どものニキビで病院は大げさ」は間違い!

こんにちは、ゆうスキンクリニック皮膚科医の森しほです。
「子どものニキビで皮膚科に行くのは大げさかな…」
そんなふうに思っている親御さんは意外に多く、そんな意見についてなかなか賛否が分かれているように感じます。
でも実は、思春期のニキビはお子さんのこころに深く影響することがあります。
今回は、子どものニキビについて、皮膚科医の立場からお話しします。
◆ 「思春期だから仕方ない」は本当?
思春期になると、ホルモンバランスの変化で皮脂の分泌が増え、ニキビができやすくなります。
「自然なことだから様子を見ていれば…」と思いがちですが、
医師からすると、ニキビはれっきとした治療対象の疾患です。
早めのケアが、お子さんの肌とこころを守ることにつながります。
◆ニキビがこころに与える影響

思春期のニキビは、見た目のお悩みにとどまらないことがあります。
- 写真を撮られるのがイヤになる
- 前髪で顔を隠すようになった
- マスクがなかなか外せない
- 「学校に行きたくない」と言い出した
こうした変化が出てきたとき、その背景にニキビへの悩みが隠れていることは珍しくありません。
自信を持って過ごしてほしい大切な時期だからこそ、早めに対処してあげてほしいと思います。
◆ ニキビを放置すると、どうなるの?
ニキビを自然に任せてしまうと、炎症が悪化してニキビ跡(凹凸・色素沈着)が残ることがあります。
一度ついてしまったニキビ跡は、残念ながらスキンケアだけではなかなか改善しません。
「治療しておけばよかった…」とならないうちに、ぜひ皮膚科にご相談ください。
◆ 受診のタイミングは?
以下のような場合は、ぜひ皮膚科へお越しください。
- ニキビがなかなか治らない・繰り返す
- 赤く腫れた炎症性のニキビが増えてきた
- ニキビのせいで学校や外出がつらそう
- ニキビ跡(凹凸・茶色い跡)が気になる
未成年は、保険を使ったニキビ治療ですと自己負担0円(※)となるので
気になったらすぐ治療するのがおすすめです。
(※自治体によって異なります)
◆ ニキビ跡が気になる方へ
すでにニキビ跡になってしまっている場合でも、治療の選択肢があります。
- ピーリング … 毛穴詰まりの予防・改善、くすみ・シミ・ニキビ跡(色素沈着)などの改善
- トーニング、フラクショナルレーザー … 顔全体のくすみの改善、肌の凹凸、毛穴の開きの改善
お肌の状態に合わせた治療をご提案できますので、お気軽にご相談ください。
◆ おわりに

「ニキビくらいで…」と遠慮せずに、どうかお気軽にご来院ください。
肌の悩みが軽くなると、お子さんの表情もきっと明るくなります。
大切なお子さんが自分らしく過ごせるよう、一緒に考えていきましょう。
この記事の監修

森しほ
ゆうスキンクリニック治療最高責任者
皮膚科医/産業医/抗加齢医学会専門医
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