メイクアップ対談 メイクアップアーティスト Micoさん
こんにちは、森しほです。
今回はメイクアップアーティストのMicoさんと対談させていただきました。
◎トップメイクアップアーティストの美容法
森:ミコさんの美容法をぜひ教えてほしいです!
お肌のケアで気を付けていることはありますか?
ミコさん(以下ミ):お肌の調子を見ながら、定期的にスキンケアを見直すようにしていますね。
森:なるほど…!
「これさえやっておけばいい!」というものがあるわけじゃないんですね。
ミ:はい、むしろ同じものを使わないようにしたり、
組み合わせを変えてみたりしています。
たとえばプラセンタの美容液を長く使っていましたけど、今はそれをやめたらどうなるのか、試し中です。
やめて2か月目ですけど、まだわからないですね。
森:そうやってご自身の肌の状態をしっかり見ながら、試行錯誤されているんですね…!
良いといわれるものをただ使い続けるのではなく、
そのときそのときのお肌に適したケアを探すということですね。
ミ:そうですね。
女性は年齢を重ねるとホルモンバランスも変わりますし、お肌の調子も変わりますよね。
お肌の状態は女性としてのモチベーションにもつながると考えているので、じっくりと向き合っています。
森:その通りですね…!
お食事はどうでしょう?
お肌や体型にも関わってくるかな?と。
ミ:ダイエットを意識すると、つい食べる量を減らしてしまうんですよね。
タンパク質をしっかりとっていればいいんですけど…
森:やっぱりタンパク質は大切ですよね!
ミ:食べないダイエットをすると、
その時はいいけれど後になってお肌や爪に影響が出てきてしまいますね。
最近はタンパク質をしっかりとるように意識して、週3回ジムに行っています。
森:いやもう、本当に素晴らしいです…!
ミコさんはとってもお忙しいんじゃないですか?
どうやってジムに行く時間やケアの時間を作られているんでしょう。
ミ:前までは、子育てと仕事ですごく忙しくてドタバタしてました。
でもその生活だと疲れちゃって。
森:ミコさんはいつでも完璧でパワフルな方!!というイメージでした!
ミ:全然そんなことなくて、
プライベートではけっこうのんびりしたところもあるんですよ。
今は時間を調整できるようにスケジュールを組んでいますね。
時間に追われると、人って荒むんですよ。
ストレスが一番良くないので、自分で調整してストレスをためないような生活にしています。
森:休むときはしっかり休んで、ケアの時間をとれるようにご自身で調整しているんですね。
◎ 今後の目標
森:今後の目標についてお伺いしてもよろしいですか?
ミ:オンオフの切り替えをしっかりして、
仕事も自分も大切にしていきたいですね。
ゆくゆくは自分がいなくても成り立つ環境を整えたいと思っています。
スクールをやって、自分がこれまでに得たものを教えていく機会を増やしていきたいですね。
森:なるほど!
メイクアップアーティストを育てることに注力するということですね。
ミ:そうですね。
私自身には物欲もなくて、車や家やなんかの"物"には全く興味がないんです。
ただ美容が好きなだけです。
“物"はいつか無くなるかもしれないけど、
自分自身は最後まで残るものだから、自分自身がキレイでいたいなと思ってます。
◎ 美容を好きになったきっかけ
森:ミコさんはすごくお綺麗でいつ見ても自信に溢れていて、本当に羨ましいです。
子供の時からなんですか?
ミ:むしろ逆ですね。
子供のころは自分に自信が待てなくて、内気な子でした。
森:…! 意外です…!!
ミ:ずっと内気だったのですが、
中学生の時にある女の子と出会って友達になったんです。
その子は一番学年で目立っていて、凄くキレイで、水泳部のエース、と、絵に描いたような子でした。
森:すごいですね!
ミ:でもその子といると自分と比較してしまって。
森:たしかにそんな完璧な子とずっと並んでいると、悩みも出ますね。
ミ:私も鼻がこうだったらいいのにとか、目がもっと大きかったらなとか…。
鏡で自分の顔を色んな角度からチェックして、携帯で色んな角度から撮って、どこをどうしたらキレイになるかを研究するようになりました。
森:なるほど、ご自身の顔とじっくり向き合うようになったんですね。
ミ:メイクをして、アイラインを長くひいたら目が大きくなったりするのが嬉しくて、メイクが好きになりました。
森:メイクの楽しさに目覚めたんですね!
メイクはどうやって勉強したんですか?
ミ:はじめは友達に教えてもらっていました。
でもちゃんと基礎から勉強したわけではないので、
大人になってから、有名化粧品会社の入社試験を受けに行ったんですが、落ちてしまって…。
悔しくて本屋に行ってメイクアップの本とスクールの本を買って、次の日には学校に申し込みました。
森:前向きですね!!
ミ:しっかり勉強して、卒業後CH***Lに入りました。
森:すごいです…!
ミ:自信になりましたね。
その後、たかの友梨のエステでも経験を積んで。
森:どちらも一流の企業ですね…!
◎ フリーになったきっかけ
森:フリーになったのはどんなきっかけなんでしょう。
ミ:結婚のタイミングで、たかの友梨も辞めることになって。
たまたま、ボディビルのコンテストに出ている方のメイクをして、その方が優勝したんです。
森:優勝!素晴らしいです!
ミ:口コミが広がり、今はコンテストに出る方や、ブライダルのメイクをしています。
森:口コミで…!
技術と人徳が備わってると集客しなくてもお客さんの方から集まってくるんですね…。
ミ:ありがたいことなんですけども、
忙しくてお客様を大事にできない期間が続いたので、断らなくてはいけなくなったんです。
【予約が取れないメイクさん】というイメージがついてしまって、みんな諦めてしまう。
これじゃだめだろうなって思って、
今はゆっくりめにして、戻ってくれる人を大事にしたいなと思っています。
森:なるほど…。
ミコさんの人気の秘訣ってどんなところにあるんでしょう。
お仕事する上で気を付けていらっしゃることってあるんですか?
ミ:カウンセリングをしっかりするようにしていますね。
その方がどうなりたいのか、どんなところが気になっているのかを引き出して、
その方に一番合った見せ方、メイクを提案しています。
提案しないで言われたままにメイクするのでは、わざわざ私のところに来てくれた意味がないと思うから。
森:メイクの食わず嫌いというか、
思い込みで避けているメイク方法だとかありますもんね。
ミ:そうですよね、自分では気付けない部分があるので。
ご自分ではコンプレックスで隠したいとおっしゃっている部分が、
実は見せ方によっては魅力をぐっとアップさせたりすることがあるんです。
その方のこだわりポイントは活かしながら、
魅力を最大限に引き出す方法を提案しますね。
コンプレックスがあった自分だから、
お客様のコンプレックスをチャームポイントに変えてあげられたらなと思います。
◎ 美容医療について
森:ミコさんは美容医療の施術もよくされるんでしょうか。
ミ:ボトックスは定期的に打っていますね。
森:素晴らしいです、お肌ツルツルですもんね。
みなさんミコさんみたいにシワが出来る前に打ってくれたらいいんですけど…。
ミ:おでことアゴ、エラに打っています。
シワが出来ないように、でも表情はしっかり出るように、ドクターとよく相談して打ってもらっています。
お仕事で眉毛の説明だとかもありますし、無表情になってしまうのはいやなので。
森:表情は大切ですね。
お肌のケアとして、脱毛なんかもされるんですか??
ミ:脱毛はこれまであまりやっていなかったんです。
人前で肌を見せるのがずっと苦手で。
もともと毛は薄い方だったので、高校生の時にエステで足と腕だけ脱毛しました。
でも、人前で裸になるのが苦手すぎて、心が折れてやめてしまいました…。
だけど処理はしないといけないので、最近、勇気をだして医療脱毛をやってみようと思ったんですよ。
機械も自分も進歩していたのか…
やってみたら、「なんで今までやらなかったんだろう?」と思うくらい一瞬で終わりました!
森:安心して受けられたんですね!
ミ:施術中に眠ってしまうくらいです。
森:いいですね!
それならこれからも続けられそうですね!!
ミ:そうですね。
自分の顔は好きになってきたから大きく顔を変えるようなことはしないと思うけれど、
アンチエイジングには力を入れていきたいと思っています。
これからずっと、一生付き合っていく自分の顔なので。
“物"はいつか無くなるかもしれないけど、自分自身は最後まで残るものだからキレイでいたいという言葉がとても印象的です。
外見など誰もがコンプレックスに感じている部分はあるかもしれませんが、どうせ最期まで付き合うなら強みにできるくらい向き合ってみたいなと感じました。
Micoさん、今回はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました!
𝐌𝐢𝐜𝐨𝐏𝐑𝐎𝐅𝐄𝐒𝐒𝐈𝐎𝐍𝐋 𝐌𝐀𝐊𝐄𝐔𝐏 𝐂𝐋𝐀𝐒𝐒
スクール運営 講師
𝐌𝐔𝐀𝐒𝐓𝐔𝐃𝐈𝐎-𝐌𝐞𝐣𝐢𝐫𝐨- オーナー
NY Make-up ACADEMY卒業後は、有名コスメティックブランドのBeautyAnalystや有名エステサロンのBeauty Consultantを経験し独立。
メイクディレクター講師を経て、現在は企業や学校などでの講師やメイクレッスンを全国各地で行っている。
(予約が埋まっていても診察可能ですのでお気軽にお越しください。)
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