間違ったファン心理～ゆうスキンクリニックマンガ

ゆうスキンクリニックがお届けする心理学マンガ

人間は自分に関連したものの多くを、自分に都合良く取ってしまうものです。
特に男性は、女性の色々な言動を、自分への好意として取りやすいとされています。

よくストーカーの方が事件になったときに
「あの有名人の方から自分に好意のサインがあった」
「自分自身も好かれていると思っていた」
という供述をすることがありますが、これは本人からしてみれば、まさに真実であるかのように強く思い込んでいる可能性もあるわけです。

恋は勘違いから始まるとされていますし、それによってファンとしての気持ちを強めるくらいならいいのですが、それこそ行きすぎると危険ですので気をつけましょう。

大切なのは
「いや、この考え、事実ではないかもしれない」
「別の考え方もできるのでは？」
と考えてみることです。

まぁ、冷静にそれができたら、ストーカー事件なんて世の中に存在しないわけですけれども。

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

監修・制作	このページは、ゆうメンタルクリニックの医師・スタッフが監修・制作しております。特別監修・ゆうきゆう精神科医、心理学者。東京大学医学部医学科を卒業後、うつ病・統合失調症・てんかん・パニック障害・社交不安障害・不眠症など多くの疾患の治療を行い、2008年よりゆうメンタルクリニックを開院。『マンガで分かる心療内科』の他、100冊以上の著作があります。
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